博多人形 熊野(ゆや)

88,000円(税8,000円)

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国崎 信正 作
高さ 25cm
人形ケース 8−35   


平家の公達で権勢を振う平宗盛につかえていた熊野(ゆや)は故郷の母の病状が思わしくなく、母の手紙を宗盛に読み聞かせ帰郷の許しを一心に願いますが、宗盛は許すどころか清水寺の花見に同行するように命じます。
春爛漫の中、楽しげな都の人々の様子を見ても熊野の心は沈みがちです。
心ならずも酒宴で舞を舞っていると急に時雨が来て桜を散らしてしまいました、これを見た熊野は母を思う和歌を一首読み上げました。
「いかんにせん、都の春も惜しけれど、馴れし東の花や散るらん」
その歌はかたくなな宗盛の心に届き、ようやく帰郷が許されます。
この人形は熊野の心情を博多人形で見事に表現した秀作です。

ケースは別売りとなっています。
お問合せは
092-433-6611
筑前ぎゃらりいまで。

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