宗田 源蔵 作
高さ 32cm
人形ケース 7−40
都の僧がが東国行却の途中、三河の国八橋の杜若に見とれていると、里女が現われ、在原業平のいわれを語り、自分の庵で一夜を過ごすようにと僧を伴い帰ります。僧が寛いでいると、女は業平の形見の初冠(ういかむり)を付け、二条の后の唐衣を着て現れ、自分は業平が昔植えた杜若の精であると告げます、そして業平は歌舞の菩薩の現世の姿で、多くの女性と契ったのも衆生済度のためであり、また心のない草木も業平の歌の力で成仏できるのだと語ります。
杜若の精は、業平の東下りの様子を舞いながら、草木成仏を感謝しつつ消えてゆきます。
ケースは別売りとなっています。
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筑前ぎゃらりいまで